スキャンダル「グッバイ・トゥ・ユー」
昨日の深夜、
撮影を終えてホテホテと東京ドーム前を歩いていたら、
鈴虫の鳴き声が聞こえた。
ほほう、本当にもう季節は秋なのだと感じ入りながら帰宅し、
とっとと寝た。
今朝は6時過ぎにいったん目が覚めたのだが、
二度寝をしてしまい再び目が覚めたときは7時20分をまわっていた。
不覚にも“独眼竜政宗”の放送時間に間に合わなかったのだ。
まあ、いい。
録画していることでもあるし、途中から観るのはやめて朝刊を開いた。
ら、週刊文春と週刊新潮の広告に、
先の参院選で初当選を果たした民主党議員2人のスキャンダルが掲載されていた。
記事の内容については両誌を読んでいないのでなんともいえないが、
このタイミングでこういう記事が掲載されてしまう民主党というのも、
いかがなものかと思わずにはいられない。
先の参院選の歴史的大勝で参議院の第一党に踊り出、
次に衆議院選挙では政権交代をうかがおうという政党にしてはワキが甘すぎるし、
どういう基準で候補者を擁立しているのかも疑わざるを得ない。
別に僕は不倫が悪いとかというつもりはない。
以前もチラリと書いたように、恋愛になんら制限はないと思っている。
結婚していても人を好きになることはあるだろうし、
それはそれで仕方がないと考えている。
が、少なくとも政治家にとって
不倫報道はスキャンダルであることに変わりない。
あれほど自民党に対し「説明責任」という言葉を投げかけていた民主党が、
今度はどう説明責任を果たすのか?
ことの経緯に注目したい。
かつてスキャンダルというバンドがあった。
僕が高校3年生のときに
『グッバイ・トゥ・ユー』というスマッシュヒットを飛ばしたバンドなのだが、
世間的には1984年にリリースした
『ザ・ウォーリアー』をヒットさせたバンドといったほうが、
通りがいいかも知れない。
このスキャンダルのヴォーカルを担当していたのが、
限りなくパティ・スミスに似た名前と、
リンダ・ロンシュタットに似た顔をもったカワイコちゃん、
パティ・スマイスである。
たしか本人もインタビューで
よくリンダ・ロンシュタットに間違われるとメーワクそうに語っていた。
このパティ・スマイス、いまなにをやっているのかというと、
テニス界の元悪道、かのジョン・マッケンロー夫人なのである。
ジョン・マッケンローとパティ・スマイス…
ちょっとカンタンには結びつかないご両人である。
いったいどんな馴れ初めであったのだろう?
それにしても、
この国の政治を取り巻く環境というか状況は本当にどうしようもない。
「グッバイ・トゥ・ユー」といって、他国に逃げ出したいぐらいだ。
誰かがこの流れに歯止めをかけてくれるのか、
それともこのままズルズルといってしまうのか?
どうにもこうにも無関心ではいられない問題である。