ラヴ・サイケデリコ「ユア・ソング」


ヴォーカル&ギターのKUMIとギター&その他のNAOKI2人組、
ラヴ・サイケデリコが
『レディ・マドンナ 〜憂鬱なるスパイダー〜』でデビューしたのは
2000年の4月。
あれからもう
7年も経っているのかと先日ビックリした。
僕のなかではラヴ・サイケデリコは
まだまだニューアーティストという印象が強いのだ。

ラヴ・サイケデリコの第2弾シングル『ユア・ソング』は、
発売前からラジオでヘビーローテーションされていて、
とても気に入っていた。
発売日を楽しみし、発売と同時に買った。
英語を随所にフィーチャーしつつ、
日本語の歌詞までもが英語っぽく聴こえてくる
KUMI独特なヴォーカルスタイルは、
まさに佐野
(元春)くんのデビュー曲
『アンジェリーナ』以来の衝撃であった。

僕はMDにこの歌を録音し、
毎日何度も何度も聴いていたものだ。
今年も暑いが、この年の夏も暑かった。
しょっちゅう、いろんな仲間と飲みに行っていた。
僕がこの年の夏に飲んだビールの量は、
ゆうにドラム缶
1本分はあるだろう。

僕は若い頃からビール好きであった。
いまもそれは変わらず、
飲みにいけば延々とビールを飲み続ける。
歳をとってくるとだんだんビールから
他のお酒にシフトしてくるという人もいるが、
僕は相も変わらずビール好きである。

ラヴ・サイケデリコのNAOKIもかなりの酒豪らしく、
ステージで瓶ビールを一気飲みしている姿を見たことがある。
NAOKIも大のビール好きなのだろうか?

僕のまわりにもビール好きは多い。
マイミクの
ukaさんやあきさんもそうで、
僕はこの
2人がビール以外のお酒を飲んでいる姿を見たことがない。
しかも、
2人ともめちゃめちゃ飲む。
僕もビールはかなり飲めるほうと自負しているのだが、
この
2人と飲むときは最後には体力勝負となる。

そして、翌日はきっちり二日酔いとなる。

飲む量が増えたということはないのに、
以前に比べて二日酔いになる確率が高くなったと実感する。
それと、記憶を飛ばすことが多くなった。
情けない。

基本的に僕はお酒は楽しく飲むものだと考えている。
だから、お酒の席でからんだり、
ぐだぐだ愚痴をこぼしたりということは絶対にしない。
いくら時たま記憶を飛ばしていたとしても、それは断言できる
()

お酒の席で仕事の話をするのも大嫌いだ。
だから、僕は会社の人間と飲みに行くのを極力避けてきた。
今回、退職するにあたって社員にその旨が発表されたときも、
送別会はしないで欲しいとお願いした。

しかし、世の中はそう思いどおりにはいかず、
明日、社長と飲みに行かなければならない。
社長以外にも専務や
GMも来るかもしれない。
となると、仕事の話は避けて通れない。
僕の退職理由だって話題にのぼるだろう。
まさか、あんたらのせいだとぶっちゃけるワケにもいくまい。

とても気の重いお酒の席ではあるが、
最後の務めと割り切って、
少しでも楽しめればいいなと考えている。
もし口論になりそうになったら、
「ハイハイ、あんたが大将」と捨て台詞を残して
とっとと帰ってくるとしよう
()


2007.07