平松愛理「部屋とワイシャツと私」
19日の朝日新聞の朝刊に、
最近の若者は尾崎豊の歌に対する反応が鈍いというような記事が載っていた。
僕も尾崎豊に関しては昔から冷めているほうではあるが、
明日は尾崎豊の命日である。
が、僕にとっては4月25日は近藤さんこと
新撰組局長・近藤勇の命日という思いのほうが強い。
昨日、寺山修司の作詞について触れたが、
以前チラリと書いたように僕もこれまでいくつか作詞活動をしている。
頼まれて書いたものもあれば、
誰からも頼まれていないのに勝手に書いたものもある。
その後者のほうの作品に『げんこつ音頭』というのがある。
なにを隠そう、近藤さんについて書いた詞だ。
近藤さんが亡くなって今年で139年。
近藤さんの命日4月25日は旧暦なので
厳密にいえば明日ではないのだが、
やはり近藤さんの命日といえば
多くの人たちが4月25日というだろう。
そこで今日は僕が作詞した、
その『げんこつ音頭』を大胆にも公開しようと思う。
みんな、心の準備はいいかな?
OK! じゃあ、いってみよう!!
『げんこつ音頭』ゴーゴーゴー・アンド・ゴーズオン♪
☆
1 オレのはでかいぜ オレのはでかい
そうは言っても勘違いするな
股間の話じゃないんだよ
げんこつ入るオレの口
げんこつ入るオレの口
こぶしを入れればワッハッハ
2 オレのは固いぜ オレのは固い
そうは言っても勘違いするな
股間の話じゃないんだよ
決して割らないオレの口
決して割らないオレの口
すべてを飲みこみ縛につく
げんこつ音頭でエイヤーサーヨイヤサー
歌え踊れやサノヨイヨイ
げんこつ音頭でエイヤーサーヨイヤサー
歌え踊れやサノヨイヨイ
☆
・・・・・・すみません。
前にも書いたように、この詞を見た僕の友人が、
別の友人に「この才能をもっとちゃんとした方向で使ったほうがいいと思う」
と語ったそうだ。
僕としてはけっこういい出来だと思うのだが、どうだろう?
もし万が一、好評だった場合は5月11日、
歳さんの命日当日に歳さんに捧げた『Lonesome サムライ』を、
5月30日の沖田総司の命日に『壬生寺遊戯』を発表することをここに約束しよう。
誰だい?もうカンベンしてくれなんていってるのは!?(笑)
それにしても尾崎豊が死んでから、もう15年かと思うと、
あらためて月日の流れの早さに驚いてしまう。
15年といえば、生まれてから中学校を卒業する月日と一緒なのだ。
子どものころはあんなに長かったというのに、
やはり大人になると月日の流れは加速度的に速まるものらしい。
尾崎豊が亡くなった1992年4月ごろ、
あちこちから聴こえてきていたた曲に
平松愛理の『部屋とワイシャツと私』がある。
この曲、女性版『関白宣言』なんていわれ方をしていたが、
僕はそうは思わなかった。
愛する男性のために部屋とワイシャツと私を
毎日磨いているなんて実にいい女性ではないか。
関白というよりも、ひとりの女性として
関白秀吉の正妻だったねねクラスの懐の深さを僕は感じる。
それにしても『部屋とワイシャツと私』というのは、
実にいいタイトルだなと思う。
それに比べ僕は『げんこつ音頭』ときたか・・・。
我ながらエライものをつくってしまったものである。
恐縮です。