カーネーション「イッツ・ア・ビーティフルデー」
昨日の雨がウソのように、今日は朝から快晴だった。
わが家からも富士山が、
新宿の高層ビル群に邪魔されながらではあるがクッキリ見えた。
朝から仕事をしようと思ったのだが、
PCが不調でデータが読み込めず、あきらめた。
で、8時から徳光和夫氏が司会をしているザ・サンデーを見た。
ザ・サンデーはスタート当初、中村敦夫さんが司会をしていた。
3年ぐらい司会を務めたあと徳光氏にバトンタッチし、現在にいたる。
敦夫さんは子供の頃から大好きではあったが、
さすがに日曜日の朝の番組の司会には不似合いのような気がしていた。
心地よい日曜日の朝に、
あのニヒルな表情と低音の声で「おはようございます。中村敦夫です」といわれても、
多くの視聴者は戸惑うように思えたのである。
僕の記憶に間違いなければ、
司会が徳光氏にかわってから今年で15年ぐらいになるのではないだろうか?
僕はジャイアンツファンではないので、
ザ・サンデーの番組内容には違和感を覚えること多々であるが、
関口宏よりはまだマシかと思い、日曜日の朝はよくこの番組を見ている。
この番組でいちばん印象に残っているのが、
90年代半ばのエンディングテーマである。
それがカーネーションの『イッツ・ア・ビューティフルデー』である。
正直いってカーネーションのことはあまりよく知らない。
CDもこの曲が収録されているアルバムを1枚もっているだけだ。
しかし、この『イッツ・ア・ビューティフルデー』は、
僕のなかの日曜朝の定番ソングとして不動のポジションを築いている。
特に今日のように快晴の日曜日の朝に聴くと最高である。
今日もさっそく聴いた。
そして、川崎大師様に厄払いに出かけた。
少々、風は強かったが、心地よい日曜日であった。
日曜日は、かくありたいものである。
明日は、早起きして今日しようと思っていた仕事を片づけようと思っている。
「休みがとれるほど穏やかな世界じゃない」とは
佐野くんの『カム・シャイニング』の一節であるが、
まさに僕もそんなものである。
それでも今日は、久々に心地よい日曜日を過ごせた。
厄払いを終え帰宅したあと、
大家さんにお年始のご挨拶にうかがった。
例によって玄関先で長話をしてしまい、
おまけにリンゴまで頂戴してきた。
このとき大家さんの長女さんとはじめてお会いしたのだが、
すっかり僕のことをご存知であった。
よく思っていただいている証拠だと、
持ち前の能天気さで勝手に解釈し、気持ちよく帰ってきた。
なにはともあれ、今年最初の日曜日が、
いい感じで切れたのがうれしい。
こんな日曜日が、ずっと続くといいなと思う。
そして、朝から何回も『イッツ・ア・ビューティフルデー』を
ウキウキしながら聴きたいものだ。